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出来る上司から教わった。多角的視点が身につく1つの方法

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どうも名瀬ツクル(@why_creative)です。あなたは多角的な視点を持っていますか?上司や同僚から『もっと多角的な視点を持て!』やら『多角的な視野を身につけろ!』と、言われることがある方もいるのではないでしょうか?

 

そいつらに言ってやれ『ナニソレドウヤルノ?!』いやー、だって、多角的な視点ってまず何?って話。しっかり身に着けてほしいなら、ちゃんと説明してよねー。

 

ということで、今回は私が運良く「できる上司」のもとで多角的な視点を手に入れることができたので、その方法や実際に多角的な視点が役に立った話をちゃんと説明していきます。

 

 

そもそも、多角的な視点とは何か?

ものごとを複数の観点から見ることができる能力とでもいいましょうか。ある物事を1つの方向だけから見ていると、裏の部分は見えなかったりします。例えば、円柱を上から見たら丸に見えるけど、横から見たら四角に見えるというのは、「上からの視点」と「横からの視点」の2つの視点で見れている状態になります。

 

多角的視点を身に着けるメリットは?

ちなみに「多角的視点」という言葉、Google検索で月間320回ほど検索されているんです。これだけ毎月だれかが検索しているということは、身に着けたい人がそれだけ多いということ。でも『あれ?多角的に物事を見る必要ってあるの?』と思われる方がいるのではないでしょうか。

 

結論から言ってしまうと、あります。この点についてはあなたの上司と同意見で、身につけるべきです。

 

考えてみてください。「多角的な視点」という、あいまいで難しい言葉を使っていますが、これは突き詰めていくと『相手や周りの人の気持ちになって取り組もう』って言っているのと同じなんです。『え?相手の気持ちになるのが多角的なの?』と思いますか?そうなんです。

 

ここで、少し具体的なメリットをお話したいと思います。

 

私は社会に出て、まだ日も浅い一般社員でした。私の業務はいわゆるコンサルタントと呼ばれるもので、『お客様が何かの目標を達成するための情報』を売っている商売です。なのでお客様にわかりやすく伝えるための資料をつくる機会が多いのですが、私は客先に行かず、上司が使う資料をよく作っていました。

 

例えば、上司に『今回のお客様はこういうビジネスをしていて、これが目的だから、こういう施策を打とうと思ってる。だから、これくらいの時間をかけて、こんな資料を用意してもらえないか。』と言われて資料をつくります。しかし、たいていの場合はそのまま客先で使える資料にならず、修正が入りました。このままでは使えない!と。

 

今回は何が良くなかったのか?資料の構成か?レイアウトか?言葉選び?全体のストーリー?それとも施策の内容か?要因はその時々によって違いましたが、なぜ修正が入ったのかといえば『相手の気持ち』を考慮していなかったからでした。

 

私がつくる資料は、「相手の立場」や「相手の業界の特性」や「タイミング」などが考慮されていなかったので、『その施策は今できないなぁ。』『それはうちの業界では使えないなぁ』『これだと情報が足りなくて稟議が通らないよ』等と言われるリスクが高く、それを改善するために修正が入っていました。

 

それからしばらくして、日々相手の気持ちを意識しながら資料をつくっていったことで、相手にとって細部まで無理のない、「相手のための資料」をつくれるようになりました。そのおかげもあり、仕事のスピードも上がりました。

 

また、新卒だった私も多角的な視点を身に着けたことで、資料をチェックすることがだんだんとできるようになり、マネジメントをする立場になりました。多角的な視点はベーススキルなので、どんな業務でも活かしやすいのではないかと思います。

 

ここまでの話をまとめると、多角的な視点は身につけたほうがいい。どうすれば身につくか?というと。まずは相手の気持ちを考える。ということでした。

 

多角的な視点が身に着く冴えたやり方

相手の気持ちになるといっても、イメージしにくいですし、実際はどうやって身につけたの?という話になります。それでは具体的にどのようなことをして身についたか。お話していきましょう。

 

1つの仕事が6割できるようになったら、今までやったことのない他の仕事をする

 

これが私の中で一番効率が良いと考えている『多角的視点の身につけ方』です。他にこれだ!という方法がなければオススメです!

 

資料をつくる業務が6割ぐらいできるようになった頃でした。資料の質をこれ以上高められない。そんな壁にぶつかりました。

 

私が作っていた資料は主に、Webサイトの課題や施策をお客様に伝えるため資料です。

課題を抽出し、施策を立案する。その内容を書いてつくった資料の何がいけなかったか?『文言が批判的』だったんです。

 

ここができていないので、こうしましょう。ここがダメですね。こうしましょう。

確かに間違ったことは言っていないけれど、相手にとって自分のWebサイトが良くない、ここが悪いと言い続けられるのは気分がいいものではありません。上司が私の作った資料を身ながら言います。『これ、実際に客先で提案する人の立場になって作ってる?』

 

『あぁ、確かにこれは提案しにくいな』だって相手からしたら嫌な気持ちになるよなぁ。そう思いました。この時、私に足りなかったのは客先に実際におもむく『営業としての視点』と批判的な提案をされる『相手の視点』です。

 

相手の気持ちになり、どのようなストーリー、見せ方、言い回しにしたら、提案を納得した上で受け入れやすいか。実際に提案する上司の気持ちになり、どういう資料だと相手に伝えやすいのか。

 

これは実際に経験を踏むしかありませんが、この視点がない限り私は前には進めず、これ以上資料のレベルをあげるのは難しい状態でした。

 

上司『前に進めないなら、横に進めばいいじゃない。』

 

これ以上1つの視点だけで仕事をしてもラチがあかない!そんなときはいっそ、その業務をやめてしまって、営業しちゃえばいいんです。Webサイトを作って運営してみればいいんです。これで、実際に話す人の気持ちや相手の気持ちがわかり、資料を6割から8割、9割とレベルの高いものに改善することができる!

 

私が勤めるWeb業界で考えると、営業面や相手の気持ちに加えて、デザイン面やSEOなどの集客面、システム面など観点がたくさんありますが、それらの知識や経験を全部じゃなくていいんです。6割くらい得ることで、それぞれ「別の視点」となってあなたに備わっていきます。デザイン的にOKでもマーケティング的にNG、SEO的に良くてもシステム的に不具合が起きる、実装できない。なんてことが起きなくなります。

 

なので、1つの業務に限界を感じていたら、ぜひ前に進むのをやめて横に進みましょう。そしたらいつのまにか、前に進めるようになっています。

 

最後に

どんな仕事をしていて、日々の業務はさまざまですが、1つ視点を増やすことができると、大きな力になります。

 

実際に、私は客先にでたり、相手を意識したり、エンジニア、デザイナー、自分が普段かかわらないマーケティング施策の本を読んだりすることで、6割まで身についているかわかりませんが、多角的な視点を手にできたと思っています。そのおかげもあり、現在は小規模なチームのマネージャーをまかされています。

 

ぜひ、急がば回れ精神で、関連する業務をしてみてください。あなたの力になるはずです。